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2020.04.02 - 
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オーストリアダービー・2012 - おばあちゃんのドイツ語 -

さて、マグナラシノ競馬場 Magna Racino のバス停に降り立ったところに、
話を戻して。

バス停は、壮麗なエントランスからちょっと離れたところにポツンとある。

写真は、時刻表のかかっているポールだけのバス停。
21cc67a9.jpeg

















門外漢ぽい男3人組と私が、その時刻表を見ていると、
ばあちゃんがドイツ語で話しかけてきた。
アイン、ツバイ、ドライしかドイツ語はわからないんだけど。

どうやら

「帰りのバスは、17時。それを逃したら帰れないよ」

と言っているよう。
どっからどうみても、初めて来たっぽい私たち4人を心配して、
教えてくれたようだ。

ばあちゃんは、じいちゃんと孫娘の3人で競馬に来たようで、
私にドイツ語で機関銃のように話しかける。
大阪のおばちゃん的な感じなんだが、
理解できたのは、

「にいちゃん、イタリア人か?」

だけ。

どこをどう見たら、イタリア人に見えるんだ?と思いながら、

「Japanese.」

と言うと、

「ヤパーナ?ヤパーナ!」
「あんた、日本人だってよ」(想像)

と、じいちゃんに話してる。
その後も、一方的にドイツ語で話しまくられ、

「I can't understand Germany.」

と言うもおかまいなし。
以下、理解できたと思う会話の内容。

  ウィーンのフロイナデ競馬場が廃止になって、
  私たち、競馬ができなくなったのよ。
  そのあと、この競馬場ができて、また競馬ができるようになって、
  ありがたいんだけど、ウィーンから遠いのよね~。
  カナダのオーストリア人がこの競馬場を建てた。

下調べのときにでてきたあのオーストリア系カナダ人のオーナーの話だ。

「I see. I checked that in web.」

そうこうして歩いているうちに、エントランスに到着。
回転ドアを抜けると、トロット仕様の馬と騎手の像がお出迎え。

f095e5fc.jpeg


















60599cf1.jpeg

















正面にレセプション。とても立派。
入場料、4ユーロ。プログラム、2.9ユーロ。

21f69219.jpeg


















 

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オーストリアダービー・2012 - マグナラシノ競馬場について -

ここで、マグナラシノ競馬場 Magna Racino について。

<マグナラシノ競馬場 Magna Racino の HP>
http://www.magnaracino.at/

ウィーンから南に約25km、ハンガリーのショプロン Sopron へ向かう道沿いの街、
エープライヒスドルフ Ebreichsdorf(エブライヒスドルフとの表記もあり)にある。

マグナラシノ競馬場について、ネットで調べていると、
かなりの広がりがあった。

まず、Stronach Group の wiki に、マグナラシノ競馬場の記載がある。
http://en.wikipedia.org/wiki/Stronach_Group

  Magna Racino, Ebreichsdorf, Austria.
  Built and opened in April 2004,
  Magna has agreed to sell to Fair Enterprises Limited
  for $9.8 million in July 2009 (sale has not formally closed yet).

フランク・ストロナック Frank Stronach 氏率いるマグナエンターテイメント社が、
マグナラシノ競馬場を建設し、2004年4月にオープン。

その前年2003年に、
ウィーンにあったフロイデナウ競馬場 Freudenau Galopprennbahn が閉鎖。
マグナラシノ競馬場は、フロイデナウ競馬場の開催を引き継ぐ形になった模様。

が、2009年に、Fair Enterprises Limited による買収に合意している。
でも、今運営がどうなっているかまでは私の調べではわからない。


続いて、フランク・ストロナック Frank Stronach を調べると、
「マグナ・インターナショナル(マグナ社)」に辿り着いた。
http://www.magna.com/ja/magna%E3%81%AE%E5%85%A8%E5%AE%B9/our-founder

  マグナ社は、カナダ・オンタリオ州トロント北部のオーロラに本拠を置く
  自動車部品メーカーで、
  世界の25カ国に326の工場と研究開発センターを持つ、
  従業員8万人の巨大部品メーカー。

フランク・ストロナックは、オーストリアからの移民で、
ドイツ語名は、フランツ・シュトロナッハ。
50数年前にオーストリアからカナダに渡った時には、
現金を200ドルしか持っていなかった貧しい青年そうだ。
1957年に設立した会社が、今や世界第3位の規模(2007年度)だそうだ。


さらに、調べると、
フランク・ストロナックは、競馬でもすごい。

北米を代表するオーナーで、
1960年代から競走馬の所有を始め、
競馬組織ストロナック・ステイブル F.Stronach & Stonerside Stable を設立。
勝負服は、黒地に赤で A の文字・黄金の矢をあしらったもの。
BC クラシックのオーサムアゲインなどで知られているそうだ。

Image.jpg










 1994年、バスキーアン Basqueian で、加クイーンズプレイト Queen's Plate Stakes を制覇。
 1997年、オーサムアゲイン Awesome Again で、加クイーンズプレイトを制覇。
 1997年、タッチゴールド Touch Gold で、ベルモントステークス Belmont Stakesを制覇。
 1998年、オーサムアゲイン Awesome Again で、
                   ブリーダーズカップクラシック Breeders' Cup Classic を制覇。
 2000年、レッドブレット Red Bullet で、プリークネスステークス Preakness Stakes を制覇。
 2004年、ゴーストザッパー Ghostzapper で、
                   ブリーダーズカップクラシック Breeders' Cup Classic を制覇。


また、1989年には、アデナ・スプリングズ Adena Springs を設立し、
アメリカのケンタッキー州とフロリダ州、カナダに生産施設を所有。
ジャパン・スタッドブック・インアターナショナル JAIRS の記事によると、

  アデナスプリングス社 Adena Springs は
  2011年に、9年連続で北米のリーディングブリーダーとなった。
  フランク・ストロナック Frank Stronach 氏が運営し、
  2011年にその生産馬は1,551万9,864ドル(約12億4,159万円)を収得した。
  http://www.jairs.jp/contents/newsprot/2012/6/4.html


さらにさらに、
1999年、競馬関連会社マグナ・エンターテイメントを設立。
サンタアニタパーク、ガルフストリームパークなど、アメリカ各地の競馬場を買収。
また、フロリダ州産馬とカリフォルニア州産馬対抗で行われる
サンシャイン・ミリオンズ開催などを企画。

wiki によると、

  Race tracks
    Santa Anita Park, Arcadia, California. Acquired in December 1998 for $126 million.
    Gulfstream Park, Hallandale Beach, Florida. Acquired in September 1999 for $95 million.
    Golden Gate Fields, Albany, California. Acquired in December 1999 for $87 million.
    Portland Meadows, Portland, Oregon. Acquired in October 2001 for $4.78 million
                                         (80% of $5.97 million package).
    Pimlico Race Course, Baltimore, Maryland. Acquired 51% in November 2002
                       for $117.5 million (as part of MJC package)
                       and an additional 20% for $18.3 million in September 2007.
    Laurel Park Racecourse, Laurel, Maryland. Acquired 58% in November 2002
                       for $117.5 million (as part of MJC package)
                       and an additional 20% for $18.3 million in September 2007.


以上、調べた私の感想は、

「マジか~。あのサンタアニタパーク競馬場まで持ってるんか~」

「カナダの人だけど、すごいアメリカンドリーム。
しかも、母国オーストリア競馬の危機も救っている」

折りしも、今年のブリーダーズカップは、サンタアニタパーク競馬場で開催。

 

オーストリアダービー・2012 - マグナラシノ競馬場へ -

さて、いよいよオーストリアダービー当日。
ウィーンのホステルで、KeyHoleTV にて宝塚記念を観戦。
オルフェーブルの勝利。

「そりゃ、勝たないと格好がつかないよな。いろいろと」

と思いながら、パソコンを片付けて、競馬場への出撃準備を進める。

さて、まず目指すは、
地下鉄 U1 線ズュートティローラープラッツ Südtiroler Platz 駅。
トラムと地下鉄を乗り継ぎ、ズュートティローラープラッツ駅到着。

トラム。
25a10225.jpeg

















ズュートティローラープラッツ駅。
43f0c73b.jpeg

















<ウィーンの公共交通機関の HP>
http://www.wien.info/ja/travel-info/to-and-around/public-transport

駅構内の案内掲示の「バス region」を目印に、地上へ出る。
途中、列車のホームを通った。
たぶん、オーストリア連邦鉄道 S バーンだったと思う。

64b11fd2.jpeg

















地上に出ると、赤いコンテナのチケット売り場があったので、
#566 のバスのチケットを買おうと、窓口のおっちゃんに話しかけると、
「ここはブラスチラヴァ専用」とのこと。

ちょっとしたバスターミナルの方へ歩いていくと、A1 の停車場に #566 のバスが停まってる。

20780c70.jpeg

















ここで、バスの時刻表の pdf ファイルを。

<ÖBB-Postbus、#566 の時刻表>
往復の時刻表になっていて、時刻表の下に、Magna Racino の開催日の記載あり。
http://www.oebb.at/busplan2012/115601.pdf


「これか~」と安心するが、30 分前に着いたので、
まだドアは閉まっていて、運転手は座席でくつろいでる。

そうこうするうちに、競馬打ちっぽいのが集まってきた。
10 人ぐらいになったところで、
バスのドアが開き、乗り込む。

切符は、運転手から直接購入。

私「Magna Racino」

運転手「4 ユーロ」

「1 時間ぐらい乗るのに4 ユーロ。安いな~」と思いながら、
バスはウィーンの都心を抜けて、南下していく。

一応路線バスなので、途中の停留所で乗客もちらほらと乗ってくる。
「どれだけの人数が競馬場目的なのか」と考えながら、車窓を見ていると、
まるで北海道の道東の景色をスケールアップした感じで、
ひたすら小麦畑と林が広がっている。
途中、ドライブインやちょとした娯楽施設に車がいっぱい停まっていて、
なんかにぎわってる。

7d8a0a9c.jpeg

















何回か停まって、乗客が乗り降りし、1 時間ぐらいすると、
「Magna Racino」の看板が出た。

676af425.jpeg

















曲がると、
これまた北海道のゴルフ場のエントランスにつながる道みたいな感じの道をしばらく進むと、
丘の上に「ドーン」と突如現れたかのような白亜の建物が遠くに見えたところで、
バスは停まり、降ろされた。結局、10 人ちょっと。

MagnaRacino 概観の写真。クリックで拡大。
ca71c96f.jpeg


















 

オーストリアダービー・2012 - スペイン乗馬学校 -

2012年 6月下旬、空路ウィーンに到着。
ウィーンに着いて、まずしたことは、
ウィーンカードを空港の手荷物受取横の観光案内所で購入。

<ウィーンカード Vienna Card>
http://www.wien.info/ja/travel-info/vienna-card

19.90 ユーロ。
ウィーン市公共交通機関はカードの使用開始(入刻)時間より 72 時間乗り放題。
特典は最終日の零時まで有効。

空港からリムジンバス。
ウィーンカードで、-14 %。7 ユーロ。


さて、ウィーンで馬関係の観光スポットといえば、スペイン乗馬学校 Spanish Riding School。
私は、朝の調教を見学。

<スペイン乗馬学校・朝の調教見学>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%B3%E4%B9%97%E9%A6%AC%E5%AD%A6%E6%A0%A1

ホーフブルク宮殿 Hofburg の一画にある専用馬場で、
リピッツア馬 Lipizzaner による古典馬術が守られている。
ウィーンカードで、-8%。12 ユーロ。

Josefsplatz 側窓口にて 9 時からチケットが発売されると、情報を得ていたので、
9 時ちょっとすぎに到着すると、もう 10 人ぐらい casher の前後に並んでいる。
無事チケットを購入し、そのまま列に並ぶ。
それから後も、どんどん人がやってくる。30 分ぐらいでフロアーがもう人でいっぱいになった。
カナダから来たおじさんが話しかけてきた。がんばって英語で談笑。

で、10 時になると、やっと入場。
チケットを赤外線カウンターにかざして、
中庭を通って、歴史がありそうな室内馬場へ。2 階の正面斜めの席をゲット。
入場のときは気づかなかったが、
その中庭には馬の自動運動装置があって、帰りには、馬が入って作動していた。
静内とかで見たことあるのに、気づかないとは不覚。

985e301a.jpeg


















席は馬場と同じ高さの正面席、ぐるっと 2 階席、さらにぐるっと3階席。
たぶんバックヤードも周れるガイドツアーの人たちが、
正面席に陣取っているものと思われる。

さて、馬場は結構広い。
真ん中にポールが 2 本立っていて、そこを境に 2 ブロックの角馬場として使用していた。

そして、クラシックが流れる中、
クラシカルな制服に身を包んだ鞍上を背に馬たちが、
手前左(ちょうど私の席の真下)から 1 頭 1 頭入場してくる。
入場してくる毎に、帽子をかざして挨拶してくれる。

そして、各馬、馬場を四角に使いながら、まずは体をほぐしてから、
各々の練習をこなす。
うまくできる馬、いまいちうまくできない馬。
見ていて、まったく飽きない。

ゲートに入らない馬を誘導するときのあの鞭を持った人が、
鞍上と呼吸を合わせて、馬の後ろ足をピンピンしたりして、練習を補助している。

もちろんボロもする。
どうすんのかな?と見てると、係りの人が来てさっさと片付けていく。

30 分ぐらいを 4 セット。あれ?3 セットだっけか。
確か 4 セット。12 時ごろに終わったから。

1 セットの練習が終了すると、整列、下馬し、
真正面の出入り口から退場。

かなり興味深い経験だった。
本番の公演を見てみたいと思ったが、この後の旅程、意外な所で遭遇することになる。
その話は、また後程。
 

 プロフィール 
HN:
hanta
性別:
男性
自己紹介:
競馬新聞「馬並」の元・トラックマンhantaです。
好きな馬、ミスターシクレノン、ベガ、ナリタトップロード。
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